つなぐ技

studio_unicorn20060612

 「日本の試合も観てみてください(負けるかも知れないけれど、進歩の跡は見て取れるでしょう)」という、一昨日のid:wineさまのお言葉もあったので、ちょっと観てみるかと思い、ワールドカップ一次リーグの日本対オーストラリアの試合を、妻と一緒に観戦してみた。
 結果は1−3。残念でした。素人目では詳しくは分からないのだが、ずーっとリードしていたのに、同点ゴールを入れられてしまった時点から、何かが「プツッ」と切れてしまったような気がして、イヤ〜な予感がしたら、そのとおりになってしまった。闘志が焦りに変じてしまったような気がしたなあ。
 それでも、wineさまが仰るとおり、中盤のパス廻しやつなぐ技などは、4年前よりずっと良くなっているような気がした。もう『ボールの動きが行き当たりばったりな日本の試合』ではないですね、確かに。ただねえ、最後のひとつなぎがねえ、通らないんですよねえ。オーストラリアの激しいディフェンスもあったのだろうが、詰めの甘さみたいなものを漠然と感じてしまいました。でも中田の的確なパスは良かったし、ディフェンス陣と、何よりキーパー川口の獅子奮迅ぶりは、素直に凄かったと思う。
 詳しい人は、今回の試合をどう分析するのでしょうか。聞いてみたい気がします。
(写真は、我が家の勇士たち……窓際に控える中世北欧チェス人形のレプリカ)