鎮魂の旋律

World Trade Center
 渋谷HMVのサントラコーナーで見かけたのだが、映画「ワールド・トレード・センター」"World Trade Center"の音楽を、なんとクレイグ・アームストロングCraig Armstrongが担当していることを知ってびっくり。えええ、本当〜!?
 さっそくサントラを試聴してみる。
 イイ。すごくイイ。いかにもCraig Armstrongらしい、ゆったりと静謐でメランコリックなメロディが素晴らしい。どこまでも優しく、どこまでももの悲しい。静かに沈みゆく、鎮魂の旋律。映画を観なくても、このサントラだけで感極まってしまいそうなくらいだ。これは絶対に買いだ。
 と言いつつ、購入しなかった(笑)。というのも、今HMVは輸入CDを3枚以上買うと2割引になるのだが、買うつもりだったエヴァネッセンスEvanescenceの"Fallen"の輸入盤が品切れていて、買いたいCDが3枚に達しなかったからだ。残念〜。でもこのサントラは、絶対に買うつもり。
Space Between Us
 音楽が素晴らしいとなると、映画「ワールド・トレード・センター」そのものにも、俄然興味が湧いてきた。
 元来がダークサイドで天の邪鬼な私は、「感動する映画!」とか「泣ける映画」とか、どうにも敬遠しがちだ。この映画も、劇場で予告編は観ていたのだが、別に鑑賞予定には入れていなかった。でも、これだけの音楽さえあれば、仮に映画の他の要素が最悪でも、音楽だけで素晴らしくなってしまうに違いない(笑)。観たいなあ。