FaithlessにFaithful

studio_unicorn20061213

 今日は妻の熱も平熱まで下がり、食欲もだいぶ出てきたようだ。思ったより早い快復ぶりなので、ホッとする。全快まであと少しだな。
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 今日は所用のため仕事を休み。午前中で用事を片付けた後、某所でid:wineさまと落ち合い、ランチを共にする。お忙しい中、おつきあいいただきありがとうございます>wineさま。
 短い時間の中でも、例によって盛りだくさんの四方山話に花が咲いたが、その中で英国のクラブミュージックユニット・フェイスレスFaithlessの話題が出てきた。先日、wineさまの日記でFaithlessのことを書いた記事があったのを見つけ、ちょっと意外に思ったのだった。
Everything Will Be Alright Tomorrow No Roots
 私自身は、英国発祥のクラブ・アクト"Renaissance"のために制作された、"Renaissance 3D Faithless DJ Set"という3枚組のコンピレーションCDを以前(夏頃だったか)に買って、ディスク1と2をけっこう気に入って(ブラック系のディスク3はイマイチ)この頃よく聴いていたのだった。インスト志向の私としては、正直ヴォーカルとかラップの部分はどうでもよかったりするが、何といっても音作りが私の好みで、とてもよい。特に"Blissy's Groove"というインストの曲は素晴らしい。
 それでも、wineさまとの会話がきっかけで、ちょっとオリジナルアルバムを聴いてみたくなった。なのでwineさまと別れたあと渋谷のHMVに行き、アルバム"No Roots"と、そのインストゥルメンタル・アレンジアルバム"Everything Will Be Alright Tomorrow"("Blissy's Groove"はもともとはこのCDに収録)、そして最新アルバム"To All New Arrivals"と、Faithlessばかり3枚購入した。
Renaissance Presents 3d To All New Arrivals
 家に帰ってひと通り聴いた限りでは、(予想していたが)インスト志向の私としては、やっぱり"No Roots"よりも"Everything Will Be Alright Tomorrow"のほうが気に入った。ヴォーカルとラップを担当するMaxi Jazzには申し訳ないが、私としてはRolloとSister Blissの音作りの部分が好きなようだ*1。wineさまが言及されていた"In The End"は、確かにピアノのイントロがすごく美しくて印象的。
 最新アルバム"To All New Arrivals"のほうは、ヴォーカル込みでもいい曲が多くて、私は"No Roots"よりもこっちのほうが好きだな。どのCDでも、インストの曲はみな素晴らしいものばかりだったのが嬉しい。

  • Faithless(オフィシャルサイト。英語のみ)

(写真は、青山一丁目界隈にて撮影)

*1:ちなみにRolloはU2Pet Shop Boysのプロデュースも手がけたことがあるらしい。多才な人なのだなあ。