「アジアンタムブルー」

studio_unicorn20061218

アジアンタムブルー
 前売り券を買ってあった映画「アジアンタムブルー」の上映が、今週の金曜日で終わってしまうことを知り、慌てて今日の夕方、仕事のあとに観に行くことにする。なんか、最近の映画は、いわゆる大作もの以外は、上映期間が短すぎるような気がする。そんなんでペイできるのかな。初めからDVD稼ぎ狙いなのかもしれないが。
 夕方6時半に、素敵なクリスマスのイルミネーションに包まれた恵比寿ガーデンプレイス(写真)で、妻と待ち合わせ。ガーデンシネマで7時からの回を鑑賞。
 まあ、毎度のことだが「映画と原作は別物」とは知りつつも、つい思い入れのある、大崎善生氏の原作(2006年10月17日の日記参照)と比べてしまうなあ。どうにも原作の改変、および原作にないエピソードやモチーフの追加、というのが気になってしまう。原作にあった、単純に割り切れない雰囲気や要素がなくなって、ちょっと単純な「泣かせ狙い」の映画になっていたような感じは否めない。妻は泣いていましたが(私も最後ではウルッときた)。
 大島ミチルさんの音楽には期待していたが、前半はすごくよかったものの、後半がありがちなメロドラマものっぽい音楽になってしまって残念。でもニースの景色は素晴らしかった。また行きたいなあ、ニース。