手作りマーマレード

studio_unicorn20070530

 先日、私の実家や妻のお知り合いさんから、夏みかんと甘夏をけっこう大量にいただいた。どちらも家の庭で生えていた木から"収穫"したものなので、そのまま食べるにはちょっと向かなさそうな様子だった。
 そこで、一昨日、妻がこの甘夏と夏みかんを使って、マーマレードを作った。妻がマーマレードを自作するのは、これが二度目である。妻の話では、皮を何度も茹でこぼしたり、それから皮をたくさん細かく切ったりと、砂糖などと一緒に煮詰める以前の作業が(使ったみかんの数が多かったせいもあるが)けっこう大変だったらしい。
 それでも、美味しそうなマーマレードが出来上がったので、今日の朝食のときに、パンにつけて食べてみた。
 旨い。
 柑橘の皮のほのかな苦味と酸味、そしてもちろん甘味のバランス加減がほどよい。もともとマーマレードが大好きな私だが、これは手作りであるせいか、余計に美味しく感じた。
 また、今日の夕食後のデザートに、妻がオレンジパンナコッタなるものを作ってくれていたが、ここでも件の手作りマーマレードが活躍していて、パンナコッタにかけるソースが、このマーマレードとリキュールを合わせて作ったものだった(写真)。リキュール入りなので、単なる柑橘の香りだけではなく、少しオトナの味わい。パンナコッタも、ぷるぷるした食感がなんとも素晴らしい。
 せっかくの手作りマーマレード、使い方にいろいろと応用がききそうだ。例えば、肉料理にかけるソースに使うのも面白いかもしれない。楽しみだ。