虚空の音

studio_unicorn20071020

「地球交響曲第六番」サウンドトラックCD
 よく晴れた秋晴れの日なのに、イマイチ調子が良くない。せっかくの週末なのになあ、と思いながらも体が動かないので、自宅で秋の日差しを浴びながらだらだらと過ごす。青空に次々と描かれる雲の模様が面白い(写真)。
 午後遅くに、妻と自転車で下高井戸シネマへ行き、上映中の映画「地球交響曲 ガイアシンフォニー・第六番」を観る。
 映画館でドキュメンタリー映画を観たことは、今までほとんどなかったような気がするので、このような機会はけっこう貴重だ。それにしても、かなりメッセージ性の強いドキュメンタリー映画だ。音楽を通じて地球・自然・環境と人間とのつながりを深めてゆく映画、と言ったらよいだろうか。
 インド音楽の巨匠ラヴィ・シャンカールRavi Shankarと娘のアヌーシュカ・シャンカールAnoushka Shankar、米国人ピアニストのケリー・ヨストKelly Yost、クジラの歌を研究する海洋生物学者ロジャー・ペインRoger Payneの3氏へのインタビューを中心に、合い間に4人の日本人ミュージシャンの演奏する「虚空の音」が挟まれている。どんな映画かあまりよく知らずに観たのだが、なかなか楽しめた。音楽映画としても面白い。惜しむらくは、私が好きな長屋和哉さんの演奏が少なかったことかな。