ビストロ風に

studio_unicorn20071210

Elle a table (エル・ア・ターブル) 2007年 11月号 [雑誌]
 今日の夕食には、鶏肉とじゃが芋の煮込み料理(写真)が登場。
 まあ、要するにスープ仕立てになっているのだが、芯から温まるので、寒い日にはとてもありがたい料理だ。
 「エル・アターブル」11月号に載っていた枝元なほみさんのレシピに、ちょっとアレンジを加えて作ったものらしい。とろみを出すために押し麦が入っているのがポイント。この押し麦の食感と煮込んだ鶏肉のコクに、ふんだんのハーブと白ワイン(これは元のレシピにない妻のアレンジ)の風味が加わって、実に香り豊かで美味しい料理が出来上がった。
 素朴な陶器の器に盛ると、まるでフランスの田舎のビストロで出されるような雰囲気だ。ついワインとパンが欲しくなってしまう(今日はご飯でいただいたが)。
 "食のモード誌"とも言うべき「エル・アターブル」だが、以前はさすがの妻でもなかなか作れないような、難しい&手間ひまや時間がかかる料理ばかりが載っていたが、ここ半年くらいで編集方針が変わったのか、最近の号ではややとっつきやすい料理もけっこう載っているようだ。少〜しカジュアルにして、読者を増やそうという試みなのかな。いくら美味しそうな料理が並んでいても、作れなければ意味がないからね。