本日の夕食は、「豚肉と玉葱のタジン」というものが出てきた（写真）。
何かの雑誌に載っていたレシピらしいのだが、モロッコなど北アフリカ料理で使われる「タジン鍋」という、円錐型の蓋がついた独特の鍋で煮込まれた肉の煮込み料理を、鍋の名前をとって「タジン」と呼ぶらしい。名前としては、料理が先なのか鍋が先なのかはよく分からないが。わが家には残念ながらタジン鍋はないので、妻は家にあるクリステルの鍋で「タジン」を作った。
まあ、要するに肉の煮込み料理、ということなんだけれどね。今日出てきたのも、豚肉と玉葱を１時間ほどじっくり煮込んでいる。使われているスパイスが、クミン・ターメリック・クローブ・胡椒なので非常にカレーと似ているが、微妙に異なる香り・味わいだ。唐辛子が入っていないので「辛くないカレー」というところか。でも１時間煮込んでいるおかげで、豚肉も柔らかく、玉葱もトロトロで甘みがとてもよく出ている。すんごく美味しい。
